Clinical test, Biomarker development
呼気ガス分析装置を6台を保有しており、一度に多くの被験者あるいは長時間の測定が必要な試験にも対応可能です。
心配運動負荷テストにおける様々なパラメーターの解析が可能であり、運動機能の数値化だけでなく、そのメカニズムの解明まで踏み込んだ評価が可能です。
運動機能の評価から運動負荷としての使用まで幅広く使用可能です。
呼気ガス分析装置と接続することで、漸増負荷、ステップ負荷など任意の運動負荷パターンに変更可能です。
(または並行群間比較試験)
安静時心拍数、呼気代謝測定、運動機能測定、自転車エルゴメーター運動、体組成、運動習慣に関する調査
本試験開始前に運動機能(VO₂max、VT等)を測定し、被験者の運動機能に合わせた負荷量を設定します。
例)
・50%VO₂max
・60%VT
・40%HRR 等
質の高いデータ取得のために、被験者の食事や活動量をコントロールします。
・検査前日、当日の定められた時間に規定食を摂取
・前日はホテルに宿泊
・リストバンド型活動量計にて、被験者の活動量を把握
1分間に体内に取り込まれる酸素の最大量をいい、全身持久力の指標。
自転車エルゴメータを多段階の負荷強度で各段階2~3分間漕ぎ、呼気ガス分析装置にてVO₂、心拍数を測定する。各段階の平均VO₂、心拍数から最小二乗法により一次式を作成し、最大心拍数に相当するVO₂(VO₂max)を算出する。
有酸素運動から無酸素運動への転換点であり、VO₂maxと同じく全身持久力の指標。
自転車エルゴメーターを用い、20 Wから3秒に1 Wずつ漸増的に負荷を上げるプログラムで実施する。
呼気ガス分析装置で得られた指標(VE/VO₂、VE、ETO₂、R)を用い、VTを決定する。
VT(Ventilation Threshold):
呼気中の二酸化炭素排出量、換気量から有酸素運動から無酸素運動に切り替わる転換点を決定した値。
・エネルギー消費量(安静時/運動時)
・脂肪消費量 :体内の脂肪の消費量。脂質が燃焼されてエネルギーを消費していることを示す。
・糖質消費量 :体内の糖質の消費量。糖質が燃焼されてエネルギーを消費していることを示す。
・呼吸商(RQ):通常0.7~1.0を推移し、ヒトの体内において酸化基質として利用される栄養素の割合の変化を反映する。
RQの低下はエネルギーの供給源として脂質への依存が高まっていることを示す。